【要約】会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方【大化け株発見のポイント】

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  • 株で大きな儲けを出したい
  • 株に興味はあるけど、どの銘柄が良いかわからない
  • お宝銘柄を探すコツを知りたい

という方へ向けて。

本記事では、お宝株・大化け株探しのバイブル、「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」をご紹介します。

著者である渡辺清二さんは、20年以上に渡り四季報を読破してきた、まさに「四季報オタク」

その経験の中で発見した、10倍株・100倍株探しの鉄則・ノウハウが詰め込まれた本書は、「これから株で儲けたい」という方の参考になることでしょう。

過去の四季報の誌面をもとに具体的な手順が示されているので、四季報さえ手にすればすぐにでもマネできるという点も魅力的です。

10倍株探しのポイント

著者が長年四季報を読み漁る中で出会った、株価が10倍~10000倍にまで跳ね上がった「お宝銘柄」の多くには、いくつかの共通点がありました。

それらを分析してまとめたのが、次の4つのポイントです。

  1. 年20%以上の増収を、4年間継続している
  2. 営業利益率が10%以上
  3. オーナー経営者で筆頭株主
  4. 上場5年以内

1.年20%以上の増収を、4年間継続している

10倍株探しで著者が最も重視しているのが「急成長」です。

ここでいう成長とは、「売上高の伸び=増収率」を示しており、中でも20%以上のものを急成長としています。

増収率は、前期の売上高に対して、当期の売上高がどのくらい伸びたかを示す数値をパーセント表示したものです。

実際に計算する際は、次の数式に当てはめるだけで簡単に計算できます。

増収率=(当期売上高ー前期売上高)÷前期売上高×100

例えば、前期の売上高が1000万円、当期の売上高が1200万円なら、

増収率=(1200万円ー1000万円)÷1000万円×100=20%

となり、前年と比べて急成長していると言えます。

ただ、この20%という数値はあくまで目安です。

というのも、市場全体が大きく成長しているような場面では、増収率20%が急成長とは言えないかもしれませんし、業界全体の景気状況が良ければ、多くの同業他社も大幅に増収していることでしょう。

つまり、増収率の観点から検討する際は、これらの平均値も一緒に把握して、比較検討することが重要です。

それらの確認は、四季報の「市場別決算業績集計表」を見てもいいですし、Webで検索すればすぐに出てきます。

また、「成長が持続的であるか」もポイントです。例え前年に売上高が急激に増えていても、当年の売上が大幅に減っているようでは、成長株とは言えません。

上記のように急激に上げ下げを繰り返すときは、景気の波に左右されている場合が多く、企業の成長力を適切に測ることができないからです。

よって本書では、4年間という目安を設けて、景気変動株との区別をしています。

2.営業利益率が10%以上

先ほどは成長性を示す「増収率」に注目しましたが、「稼ぐ力」を示す「営業利益率」も同じくらい重要です。

営業利益とは、企業が「本業で稼いだ利益」を表します。売上高から、原材料などの「売上原価」と、人件費などの「販売費及び一般管理費」を差し引くことで計算されます。

四季報には営業利益率は記載されていませんが、以下の数式で簡単に計算できます。

営業利益率=営業利益÷売上高×100

一般的には営業利益が10%以上あれば、稼ぐ力がある優良企業と判断されることが多いです。

ただし、営業利益は業界によって平均値が異なるので、こちらの数値もあくまで目安として考え、同業他社の数値や、業界平均と比較したうえで検討するのがよいと思います。

営業利益率と人件費の関係

営業利益率が稼ぐ力を示すことはわかりましたが、営業利益率を高めるのは、どんな方法があるのでしょうか?

それは次の2つしかありません。

  1. 売上原価や人件費などを引き下げる(コストを下げる)
  2. 売上原価や人件費などに利益を上乗せした価格で販売する(高く売る)

これらは一見すると、「コストを下げるか」「販売価格を上げるか」の単純な問題のように見えますが、実はもっと重要な問題を含んでいます。

それは、「人件費をコストととらえるか、財産ととらえるか」です。

人件費に絞って言えば、「1」の方法は人をコストととらえる引き算の考えであるのに対し、「2」の方法は人を財産と考え、その上で利益を上乗せする足し算の考えです。

営業利益率の高さを比べると言っても、人を財産をとらえる後者の企業の方が、活気や販売力に溢れた強い企業であることは予想に難くありません。

例えば、FAセンサーを手掛けるキーエンスという企業を見ると、平均年収が2000万円近い超高級取りであるにも関わらず、営業利益率50%以上の高収益を誇ります。

人件費をコストととらえず、会社の利益を生み出す財産としてとらえ、利益の多くを給与として還元することで、社員の高いモチベーションを保っていることがうかがえます。

このように、営業利益率の高さの裏に隠れた「利益の源泉」に目を向けることもできれば、より魅力的な企業を見つけることができるでしょう。

3.オーナー経営者で筆頭株主

著者が注目している3つ目のポイントは「経営体制」です。

具体的には、「オーナー社長」の「オーナー企業」であることが望ましいと言います。

見分け方としては、四季報の「役員」欄にある社長または会長の名前が、「株主」欄の上位株主にあることです。

著者の経験則では、株価が右肩上がりの企業は

創業者もしくは創業者出身の経営者が株主1位の筆頭株主

という共通点があると言います。

オーナー経営者が筆頭株主の企業の一番の利点は、トップダウンで迅速に意思決定が行われ、他の企業よりすばやく行動ができることです。

技術革新が次々と起こり、人々の暮らしも大きく変化していく現代では、いかに市場に乗り遅れずに会社を経営できるかが重要となります。

今や誰もが知るソフトバンクグループや、ユニクロで有名なファーストリテイリングも、オーナー経営者かつ筆頭株主の企業です。

とはいえ、オーナーと筆頭株主が別人物の場合も多々あると思います。

その場合、どのような人が筆頭株主か把握できればいいですが、分からない場合はなるべく投資対象から外した方がよいとのことです。

4.上場5年以内

上場5年以内の企業が10倍株の候補になるというのは、四季報に記載されている株式時価総額の「10年前比較ランキング」から、著者が分析して導きだしたものです。

時価総額が10倍以上になっている48銘柄のうち、10年前の段階で「上場から5年未満の銘柄」は61%、経営形態が「オーナー系・同族の銘柄」が80%だったとのこと。(増資で時価総額が増加したケースを除いてもほとんどが10年前と比べて10倍株に化けた銘柄)

上場5年未満の若い企業は中小型株が多いと思います。

それゆえ、大手にはない軽いフットワークで、次世代型の面白い事業にどんどん取り組んで行くことができれば、短期での大きな成長が見込めるということです。

まとめ

本記事では、「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」の要約を通して、大化け銘柄を発見するためのポイントをご紹介しました。

四季報を読み続けてきた著者いわく、「四季報読破は人生を豊かにしてくれる」と言います。

  • いろんな銘柄を知るうちに、街のいたるところで知っている会社の製品・サービスと出会うようになり、小さな楽しみが増える
  • 様々な企業の努力を見るうちに、「日本経済も捨てたもんじゃないな」と前向きな気持ちになれる

など、銘柄を選ぶためのツールの域を超えた魅力が、四季報には詰まっているからです。

本記事でご紹介した内容は、5章で構成されいる本書の1章分を要約したものなので、気になった方はぜひ一度手に取ってみてください。

ただし株式投資はあくまで自己責任であることを念のため述べておきます。

また、本書では銘柄の選び方については詳しく説明がされていますが、実際株を売り買いする際のタイミング(つまりテクニカル的な部分)についてはあまり触れられていません。

もし「本書を買ってすぐにでも投資を始めたい」という方がいれば、テクニカル的な知識で困ってしまうと思うので、おすすめのチャート分析の本も下にご紹介しておきます。

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